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禁煙外来について
禁煙外来では、患者さんの喫煙歴などを医師がしっかりと把握した上で、禁煙補助薬を使った治療を行います。禁煙中に離脱症状が起こっても、医師がしっかりとサポートします。継続し禁煙を目指しましょう。
ニコチンの依存度などの条件を満たせば、保険治療として行えます。ただし、過去に禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年が経過しないうちは、自由診療となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。
不眠症外来について
不眠症とは、実際の睡眠時間の長短に関係なく、朝起きた時に睡眠に対する不満足感が強く、それによって、心身ともに社会生活に支障をきたしてしまう状態のことを言います。具体的には入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4種類に分けることができます。また、不眠症の背景には、COPD、睡眠時無呼吸症候群、更年期障害、アトピー性皮膚炎、アルコール摂取などがある可能性もございます。
治療としては、お薬を使う場合は不眠のタイプに合った睡眠導入剤を使用します。お薬を使わない場合には、就寝4時間前のカフェインの摂取や就寝1時間前の喫煙を控える、就寝前に筋弛緩トレーニングを行うなど、睡眠の質をあげるための生活習慣指導を行います。
骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。原因の一つとして、加齢に伴い女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏することが考えられます。そのため、65歳以上の女性の45%が発症しているとも言われています。初期の段階では痛みなどもなく、気づきにくいのですが、骨折をきっかけに寝たきり状態になってしまうなどのリスクを避けるためにも、早期発見が大切です。骨密度測定だけでなく、骨質も含めて日頃から骨の健康のチェックを心がけましょう。
骨粗鬆症の予防や初期段階の治療としては、食事療法でカルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨密度を増加させる栄養素を摂取したり、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなど、体重をかける運動を行ったりすることが欠かせません。ただ、発症してしまっている場合には、薬物療法でカルシウムの吸収を促進したり、骨の破壊を抑制したりすることが重要です。
骨粗鬆症チェック項目
- 背が縮んだように感じる
- 背中や腰が曲がったように感じる
- 背中や腰の痛みのために動作がぎこちない
- 腰が痛いが、レントゲン検査では椎間板や脊椎間に異常がない